JOURNAL 特集
Storage Guide -暮らしを整える収納-

しまわない収納
収納というと「しまう」が前提になりがちだけど、本当にそうでしょうか。
使うたびにクローゼットから引っ張り出すなら、最初から出しておいたほうがいい。棚に並んでいるだけで絵になるなら、それは収納であると同時にインテリアでもある。
この特集では、ガレージから書斎まで4つのシーン別に、出しておいても様になる収納アイテムを紹介します。
INDEX
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Section 1
ガレージ・アウトドア・玄関の収納
ガレージや玄関まわりは、収納の難易度がいちばん高い場所かもしれません。屋内と屋外の境界にあるから、汚れや重さに耐える必要がある。かといって、工業用のコンテナや段ボールで済ませると途端に雑然としてしまう。
ここに必要なのは、重たいものを入れても壊れず、雑に置いても様になるツール達です。
THOR Large Totes With Lid

TRUST社が業務用に設計したTHORシリーズのなかで、最も汎用性が高いのがこのラージトート。
衝撃に強いポリプロピレン製で、耐荷重は80kg。キャンプギアをまとめて車に積み、そのまま現地で開けて使い、帰ったらガレージに重ねて置く。その一連の流れに耐えられる強度があります。
蓋のロック機構で中身がこぼれず、スタッキングもできるから、ガレージの壁際にサイズ違いで積んでおけばそれだけで収納システムに。ガレージやアウトドアシーンに馴染むカラートーンが揃っています。


LINEUP
Metal Folding Cart

収納は「置く」だけではなく「動かす」こともある。スチール製のメタルフォールディングカートは、棚板1枚あたり60kg、全体で120kgの耐荷重を持ちながら、使わないときはスリムに折りたためるのもポイント。
ガレージで、工具やケミカル類を載せて作業場まで転がす。玄関に置いてアウトドア用品の一時置き場にする。キャスター付きなので、場所を固定しない使い方ができるのが強みです。


LINEUP
ANAheim Archive Box “Original”

玄関まわりで意外に散らかるのが、シーズンオフの靴。履かない時期のスニーカーや来客用のスリッパを、下駄箱に押し込む代わりにアーカイブボックスへ。
A4サイズがちょうど入る大きさで、統一させて積めば玄関収納がすっきり整う。1個あたり¥1,000以下と手を出しやすい価格なので、必要な分だけ買い足せるのもGood。


Section 2
リビング・クローゼットの収納
リビングやクローゼットまわりの収納には、2つの方向がある。
見えていても気にならないものは、出しておく。
見せたくないものは、きちんとしまう。
この「見せる」と「しまう」を同じトーンの道具で揃えられると、部屋全体の収納がひとつの空気感でまとまります。
THOR Stacking Shelf Container

前面が開く構造のスタッキングシェルフは、中身を見せたまま積み重ねて拡張できるコンテナ。衣類、バッグ、帽子など、日常的に手が伸びるものを入れておくのに向いています。扉を開けて取り出す動作が要らないから、クローゼットの中に入れるより、部屋の一角にそのまま並べるほうが使いやすい。
すっきりと見せたい場合は、別売りの扉パーツを取り付けることもできます。開けっぱなしと目隠しを、場所や用途で使い分けられるのがこのシェルフの懐の深さ。
積み重ねたときのブロック感が、インテリアとして成立するのもこの商品の特長。リビングに置いても生活感が出すぎず、タフなのに端正なバランスがあります。


LINEUP
THOR Large Totes With Lid

一方、シーズンオフの衣類やブランケット、使用頻度の低い生活用品など「普段は目に入らなくていいもの」の居場所にはラージトートが合う。蓋付きでスタッキングできるから、クローゼットの上段や部屋の隅に積んでおけます。
スタッキングシェルフと同じTHORシリーズなので、並べたときのトーンが揃うのもポイント。見せるものはシェルフに、しまうものはトートに。この使い分けだけで、リビングの収納はかなり整理できます。


LINEUP
Section 3
デスク・書斎・本棚まわりの収納
書斎やデスクまわりに求められる収納は、他の場所とは少し性格が違うもの。
集中して作業するには視界のノイズを減らしたい。でも、自分の感性を刺激してくれるものは目に入る場所に置いておきたい。
この2つは矛盾するようで、実はそうでもない。散らかっているものを整理して、残したいものだけを選んで見せる。その引き算と足し算のバランスが、書斎の収納の本質です。
Slope Bookend

無垢材のボールとスチールフレームを組み合わせたブックエンド。本を支えるという機能はシンプルだけど、棚に並べたときの存在感はオブジェに近い。本がなくても、置いてあるだけで絵になる道具です。
本棚で使うのはもちろん、デスクの端に置いてノートや手帳の定位置にしてもいい。書斎に限らず、リビングの飾り棚やベッドサイドのシェルフにも合います。ゴールド、シルバー、ブラックの3色展開で、空間のトーンに合わせて選べます。


LINEUP
Tilaa Book Stand

ブックエンドが「本を立てて支える」道具なら、こちらは「本を選んで飾る」ための道具。2mm厚のプレートと5mm幅のフレームで構成されたミニマルなスタンドで、表紙を見せながらディスプレイできます。
お気に入りの一冊を表紙ごと飾っておく。今インプットしたい本を数冊選んで、手の届く場所に立てておく。棚に背表紙を並べるのとは違って、選んだ本に特別な居場所をつくれるのがこのスタンドの役割です。


ANAheim Archive Box “Original”

書斎にはどうしても「見せたくないもの」も溜まるもの。書類、ケーブル、文房具のストック。そういう細々としたものの居場所として、アーカイブボックスが機能します。
デスク下やシェルフの空きスペースに統一して並べると、雑多な小物が一気に整理される。ブックエンドやスタンドで「見せる」場所を整えたら、見せたくないものはアーカイブボックスにまとめる。このセットが書斎の収納の基本形になります。


Section 4
キッチン・ユーティリティの収納
キッチンは家の中でいちばん「動きながら使う」場所。調理中に調味料を取り、洗い物をしながら道具を戻し、買い物から帰ればストックを仕分ける。
収納が動線に合っていないと、それだけで毎日の効率が落ちる。ここでは、出しておけることと、動かせることが収納の条件になります。
Metal Folding Cart

キッチンでのメタルカートは、固定棚ではカバーしきれない「あと一台」の収納として力を発揮します。調味料やよく使う道具を乗せて、キッチンからテーブルへ。調理と配膳の間の導線をそのまま繋いでくれる。作業が終わったら畳んでおけるので、スペースを常に占有しない。
オープンなワイヤー棚だから中身が一目で見渡せて、通気性もいい。食材のストックやキッチンペーパーなど、パントリーに入りきらないものの一時置き場としても使えます。


LINEUP
THOR Stacking Shelf Container

キッチンまわりのストック収納には、スタッキングシェルフも合います。缶詰やボトル類、洗剤のストックなど、ある程度まとめて保管しておきたいものを、前面から出し入れできるのが便利。
積み重ねて縦方向にスペースを使えるから、パントリーやキッチン横のユーティリティスペースなど、床面積が限られた場所で効率がいい。汚れても水拭きできる素材なので、キッチンまわりでも気兼ねなく使えます。


LINEUP
番外編
ちょうどいい箱は、つくればいい
ここまで、いくつかの収納アイテムをシーン別に紹介してきました。でも実際に部屋を見渡すと、既製品ではぴったりこない場所がある。棚の奥行きに合う箱がない。引き出しの中を仕切りたいけど、いいサイズが見つからない。
そういう「あと少し」の不満は、探し続けても解決しないことが多い場合こそ、ぴったりのモノがあります。
Cornervery Stapler

cornervery ステープラーは、紙や薄い板を角留めして箱を組み立てるためのホッチキス。つまり、好きな素材で、好きなサイズの箱を、好きなだけつくれる道具です。
たとえばクラフト紙で小さなトレイをつくって、デスクの文房具をまとめる。厚紙で仕切りボックスをつくって、引き出しの中を整理する。収納を「買って合わせる」から「つくって合わせる」に変えてくれる一台です。

































